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三十二間二方白星兜鉢

さんじゅうにけんにほうじろほしかぶとばち

概要

三十二間二方白星兜鉢

さんじゅうにけんにほうじろほしかぶとばち

工芸品 / 鎌倉 / 中国・四国 / 広島県

広島県

鎌倉

鉄黒漆塗三十二枚張。地星二十大間。星一行十三点。腰巻一点宛。八幡座。鍍金星一点宛。二方白鍍金地板伏せ、正中鎬垂菊座付五條、先花先形、左右と中星十二点、中の左右十一点、後中鎬垂二条、星十二点、鎬垂の間八幡座下の地板に星足孔三点あり。
八幡座鍍金葵葉甲羅、菊座二重、小刻二重、玉縁の六重。後勝鐶鍍金立菊座切子台付。響孔四箇玉縁付。腰巻下方やや外に開く。左右と後中に忍緒鐶三箇を打つ。眉庇欠失。

前後径22.5  左右径21.0  深11.5  天辺孔径3.3  (㎝)

1頭

広島県呉市広大新開3-3-4

重文指定年月日:19590627
国宝指定年月日:
登録年月日:

学校法人呉武田学園

国宝・重要文化財(美術品)

形姿良く整い、手法も堅緻な兜鉢である。この時代の遺品は、現存するものが少なく、その中でも優品の一つである。安芸武田家に伝来したもので、安芸国銀山城主武田信武所用と伝える。

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