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東海道五拾三次之内 24 嶋田《大井川駿岸》

とうかいどうごじゅうさんつぎのうち 24 しまだ おおいがわすんがん

概要

東海道五拾三次之内 24 嶋田《大井川駿岸》

とうかいどうごじゅうさんつぎのうち 24 しまだ おおいがわすんがん

木版画

歌川広重  (1797-1858)

うたがわひろしげ

日本

天保4-5年(1833-34)

木版多色刷

22.6×34.4cm

1

「五月雨の雲吹きおとせ大井川」と芭蕉も詠っているが、大井川の川越しは東海道最大の難所で、梅雨時には増水し、嶋田宿に足止めされることも多々あったという。広重はその川越しの様子を、実際にはありえないような、かなり高い視点から俯瞰して描いている。大井川駿岸とは駿州、嶋田宿側の岸という意味。大名行列の一行であろうか。大勢の旅人が描かれ、かなり賑やかな光景。

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