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福岡県平原方形周溝墓出土品

ふくおかけんひらばるほうけいしゅうこうぼしゅつどひん

概要

福岡県平原方形周溝墓出土品

ふくおかけんひらばるほうけいしゅうこうぼしゅつどひん

考古資料 / 弥生 / 九州 / 福岡県

福岡県

弥生

一括

前原市大字井原916

重文指定年月日:19900629
国宝指定年月日:20060609
登録年月日:

国(文化庁)

国宝・重要文化財(美術品)

本件は、福岡県前原市に所在する史跡曽根遺跡群のうち、平原遺跡の一号墓にあたる方形周溝墓からの出土品一括である。
 本件は、この主体部から出土した銅鏡、玉類などの副葬品で構成され、周溝、土坑などからの出土品を附【つけたり】とする。銅鏡は墓壙内の四隅から破砕された状態で検出された。方格規矩鏡が三二面分、内行花文鏡が七面分、四〓鏡が一面ある。棺内からは朱と玉類が大量に見つかり、鉄素環頭大刀も一点出土した。これらの副葬品のうち、銅鏡は合計四〇面という、一遺構からの発見では他を凌駕した数量である。

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