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龍間の石工道具

たつまのいしくどうぐ

概要

龍間の石工道具

たつまのいしくどうぐ

有形民俗文化財 / 大正 / 近畿 / 大阪府

大阪府

大正時代~昭和時代

石工道具一覧表に記載

石工道具一覧表に記載

1式

大阪府大東市野崎3丁目6番1号

大東市指定
指定年月日:20150324
本資料は、大東市南東部の山間部にある龍間地域でかつてさかんであった石工業に用いられた道具一式で、故樋口清春氏が所蔵していたものである。
本資料には、ツルハシ、テッポウノミ、カナテコ、オオテコ、ソコウチノミやマルノミ、セットウ(ハンマー)、ゲンノウなどの採石道具、タタキ、ビシャン、ハビシャンなどの加工道具、、フイゴ、カキヒバシ、ヤキヒバシ、カナドコなどの鍛冶道具、ジンクロ、木製滑車などの運搬道具などが含まれている。また、関連資料としてヘルメットと「石工百景」横軸がある。
本資料は、近代の石工道具が良好に保存され、石を切り出すそれぞれの工程で使用される道具も揃っていることから、近代石工業の研究資料として、また、龍間地域の歴史、生業の特徴を伝える民俗文化財として貴重なものであり、市の有形民俗文化財として指定を行いその保存と活用を図るに価するものである。

有形民俗文化財

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キーワード

採石 / 石工 / 道具 / 大東

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