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三教指帰

さんごうしいき

概要

三教指帰

さんごうしいき

文書・書籍 / 江戸 / 愛媛県

空海

くうかい

江戸時代刊/元禄10(1697)年

典籍

26.3cm×17.9cm

2冊

愛媛県西予市宇和町卯之町4-11-2

延暦16(797)年著述の空海出家宣言の書であり、日本初の戯曲とされる。登場人物は儒教の亀毛先生、道教の虚亡隠士、仏教の仮名乞児らであり、それぞれの立場で兎角公の外甥で放蕩者である蛭牙公子に忠孝を説き、改悛させるという内容である。四六駢儷体を用いて書かれ、序文では四国各地で修行していたこと等、空海自身の履歴も記す。本史料とは別本に、空海真筆とされ序文と巻末の「十韻之詩」が異なる『聾瞽指帰』が金剛峯寺に保管されている。元禄10(1697)年刊。

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キーワード

空海 / 予市 / / 卯之

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