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黒漆金銅装神輿
  慶長九年九月の墨書銘がある
 附 黒漆金銅装神輿 1基
    再興銘板     1面

こくしつこんどうそうしんよ
 けいちょうくねんくがつのぼくしょめいがある
 つけたり こくしつこんどうそうしんよ いっき
 さいこうめいばん いちめん

概要

黒漆金銅装神輿
  慶長九年九月の墨書銘がある
 附 黒漆金銅装神輿 1基
    再興銘板     1面

こくしつこんどうそうしんよ
 けいちょうくねんくがつのぼくしょめいがある
 つけたり こくしつこんどうそうしんよ いっき
 さいこうめいばん いちめん

漆工 / 安土・桃山 / 近畿 / 奈良県

奈良県

桃山時代/1604年

木造 黒漆塗
 八角鳳輦形。屋根は照り起りのある宝形造りで、丸瓦をあらわし、黒漆塗りとし、中央に八角の露盤を乗せ各面に奏楽する飛天を打出した銅板を張る。頂上の鳳凰は、頭部を鋳造、他を銅板製とし毛彫りを施す。八方に降棟を下ろし、銅板を張る。軒裏は二重繁垂木で朱塗りとし、軒丸瓦とともに小口に桜などの模様をあらわした銅板を付ける。隅木先を蕨手につくる。  
 軸部は、八角柱、台輪、内法長押、腰長押、地覆、各々黒漆塗りとし、要所に八双金具を打つ。柱間は各面とも板壁としベンガラを塗り、腰長押下は格狭間をつくり、内区に銅板打出しの獅子をあらわす。内部に格天井を張る。各面とも帳で覆い、円形銅板1面を懸ける。
 八角基台の各隅に刎高欄を置き、黒漆塗りのうえ要所に八双金具、沓金具を打つ。基台側面に連珠剣頭巴紋を銅板で打付ける。
 轅、四脚とも黒漆塗りで、轅の根元、先端、上面4箇所、外側面1箇所に銅板製飾金具、四脚の先端に鉄製沓金具を各々付ける。

総高223.5㎝(7尺3寸8分) 轅全長396.0㎝(13尺7分)

寸法細目 (単位 ㎝)
黒漆金銅装神輿(慶長9年)
  総高 223.5、屋根高 41.0、軸部高 98.0、轅総長 396.0

黒漆金銅装神輿(文化3年)
  総高 218.5、屋根高 36.5、軸部高 96.5、轅総長 396.5

再興銘板
縦 47.5、横 38.8、厚 1.0

1基

吉野郡吉野町大字吉野山1612番地

奈良県指定
指定年月日:20170214

宗教法人 吉野水分神社

有形文化財(美術工芸品)

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