谷地城本丸跡(三社宮と土塁)
やちじょうほんまるあと(さんじゃのみやとどるい)
概要
谷地城本丸跡(三社宮と土塁)
やちじょうほんまるあと(さんじゃのみやとどるい)
山形県
谷地城は本丸の内楯を中心に、二重の堀と土塁を巡らす平城であった。本丸の規模は、「工藤弥次右衛門手控」によれば、南北二町十二間(約240メートル)・東西一町(約120メートル)と長方形であり、その北東(鬼門)の土塁上に三社宮・弁財天を祀ったとされている。この三社宮・弁財天と赤石(鎌倉石)や大銀杏は、谷地城本丸の面影を最もよく伝えているとされている。
三社宮は正徳元年(1711)に再建され、大正11年(1922)に社殿を移動し、土塁に石垣を積み立てている。最近では平成11年に社殿を新築し境内を整え、今日に至っている。
山形県西村山郡河北町谷地己103番地
河北町指定
指定年月日:20170720
内楯町内会
記念物