史跡脇本城跡出土遺物 しせきわきもとじょうあとしゅつどいぶつ

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秋田県
中世~近世初頭
一括
男鹿市脇本樽沢字刈沢156
男鹿市指定
指定年月日:20180314
有形文化財(美術工芸品)

史跡脇本城跡は、標高100m程の丘陵全体に広がる中世城館です。
現況は、城の最終的な遺構がとてもよく残っています。平成16年の史跡指定され、20次にわたる確認調査を経て、平成25年に「国指定史跡脇本城跡―総括報告書―」を刊行しました。
これまでの調査によって5,000点以上の遺物が出土しています。うち、今回指定を受けた出土遺物970点は、総括報告書に掲載され、中世城館である脇本城の特徴を示す、中世から近世初頭の生産年代のものです。
東北初の出土例である中国元時代の染付等、城主の権威を示す「威信(いしん)財(ざい)」といわれる磁器や数多くの国外、国産の陶磁器類、火縄(ひなわ)銃(じゅう)の弾などの武器・武具類、全国に類例が少ない角柱(かくちゅう)塔婆(とうば)など仏教供養に伴う木製品、日常的に使用する道具類に至るまで多種多様であり、特に中世期の国外陶磁器及び国産陶器の出土量及び質においては、秋田県内においても卓越しています。
これらの出土遺物は、脇本城が中世秋田の中央部から北部を支配し、蝦夷ガ島をも統括した秋田安東氏の拠点として整備され、秋田地域における主要城館であったこと、そして、日本海を媒介とした広域流通の拠点としての機能をも併せもつ城であったことをも示しています。
人々の暮らしを今に伝える他、当時の経済活動を具体的に証明する資料ともなっており学術的価値が高いものです。

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