世界遺産と無形文化遺産
四季を彩る日本の民俗芸能 ~ 冬 下呂の田の神まつり(岐阜県益田郡下呂)~
主情報
- 再生時間
- 6分16秒
解説
国指定重要無形民俗文化財。
祭礼は毎年2月14日に森八幡神社で行われる。祭りの期間は2月7日から14日。
当屋行事として伝承された祭りで、この7日間に様々な行事が行われる。別名を花笠祭りともいわれ、飛騨路に春を告げる祭りとされている。赤、白、黄色の花笠を被りササラを持って舞う姿は、趣きがある。獅子舞も出るが、岐阜の他地域に伝わるものと同じように、二人が幌に入って舞うもの。祭礼前夜の試楽の式日での引き締まった緊張感のある舞が素晴らしい。クライマックスに投げ入れられる、寄進笠や餅を観衆が奪い合い家へ持ち帰るなど、華やかな祭りである。